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メンズエステの裏オプションって?利用が発覚したときのリスクも解説

メンズエステ店を探しているときに、裏オプションの提供について見聞きしたことがある方もいるでしょう。メンズエステの裏オプションとは、正式なサービスに含まれないキスやボディタッチ、本番行為などの性的サービスを指し、セラピストへの強要は違法です。

当記事では、メンズエステの裏オプションの詳細や、強要するとどうなるかなどを詳しく解説します。メンズエステの利用でトラブルが発生しないよう、お店選びの段階から健全店を探しましょう。

 

1.メンズエステの裏オプションとは?

そもそもメンズエステとは、男性向けのリラクゼーションマッサージ店です。オイルマッサージやリンパマッサージなど、お店ごとにさまざまなサービスを提供しています。

メンズエステはあくまでマッサージ店であり、性的なサービスは一切行っていません。お店によっては女性セラピストがセクシーな衣装を身につけている場合もありますが、男性客からのボディータッチは禁止されています。

また、利用できるオプションは基本的にはマッサージメニューや衣装の変更のみであり、オプションの追加によって性的サービスを受けられるわけではありません。

しかし、中には裏オプションとしてボディータッチやキスなどの性的サービスを提供しているお店もあります。健全なマッサージ店であるメンズエステにおいて裏オプションは禁止されているため、情報がオープンにされることはありません。

 

1-1.セラピストから裏オプションを提案されることも?

メンズエステ店で働くセラピストの中には、裏オプション料金を稼ぐため、自ら利用客に裏オプションを提案する人もいます。

施術中に裏オプションの提案を受けて交渉が成立したら、その場で料金を支払って性的サービスを受けます。裏オプションの料金はチップ的な扱いで女の子に支払うことになり、サービス内容にもよるものの、5,000〜20,000円ほどが相場です。

セラピスト側から裏オプションを提案しているお店では、お店側が性的サービスの提供を黙認しているケースも少なくありません。しかし、お店には通さずにセラピスト自身の判断で裏オプションを提供していることもあります。

 

2.メンズエステの裏オプションは違法!

メンズエステは風俗店とは異なり、あくまでリラクゼーションマッサージを提供するお店です。裏オプションの提供は法律違反に該当し、摘発の対象となります。

そもそも風俗店などで性的サービスを提供するには、風営法の届出が必要です。メンズエステ店であっても風営法の届出をしていれば性的サービスを提供できますが、一般的なメンズエステ店のほとんどは風営法の届出をしていません。

メンズエステ店でセラピストに無理に裏オプションを要求すると、わいせつ行為と見なされる可能性もあります。裏オプションは違法行為であると頭に入れておきましょう。

 

2-1.メンズエステの裏オプションが発覚したらどうなる?

男性側からセラピストに裏オプションを強要した場合に取られる措置は、以下の通りです。

・出禁になる

裏オプションの強要により迷惑客であると判断されると、対応していたセラピストを指名できなくなったり、お店自体を利用できない出禁扱いになったりする可能性があります。また、着信拒否設定によって予約の電話自体がかけられなくなることも少なくありません。

・刑事事件になり逮捕される

セラピストが裏オプションを強要された旨を報告すれば、お店側が警察に通報することもあります。性的サービスの強要は刑法違反や条例違反に該当するため、セラピストの証言によって逮捕される可能性もあるでしょう。実際に、メンズエステにおいてセラピストの身体に触れたり性的暴行を加えたりしたことで逮捕された事例が数多くあります。

・示談金を支払う

裏オプションの強要が発覚すれば、お店から示談金の支払いを求められることもあります。示談金の名目は「解決金」「罰金」などさまざまです。本来であればお店に対して示談金を支払う法律的な義務はありませんが、「支払いを断れば警察に通報する」などと条件をつけて示談金を要求されることもあります。

裏オプションの強要はお店を利用できなくなるだけでなく、警察沙汰につながるケースも少なくありません。メンズエステを利用する際は、ルールを守ってマッサージを受けましょう。

 

3.健全なメンズエステを見極める方法は?

メンズエステの中には裏オプションの提供を黙認している「違法店」も存在します。トラブルを回避して安心・安全にメンズエステを利用するためには、健全なメンズエステ店選びのポイントを押さえておくことが重要です。

ここでは、健全なメンズエステ店を見極める4つのポイントについて詳しく解説します。

 

3-1.ホームページの作りはしっかりしているか

マッサージのみを提供している健全なメンズエステ店では、ホームページが丁寧に作り込まれているのが特徴です。風俗店ではないという文言や、性的サービスを提供しない旨が掲載されているかどうかを確認しましょう。

また、性的サービスを提供している風俗店の多くは、摘発対策として携帯電話で予約を受け付けています。健全なメンズエステ店を見極めるには、固定電話を引いているお店を選択するのがおすすめです。

さらに、違法店のホームページには所在地が記載されていないことも少なくありません。

 

3-2.セラピストの露出は多すぎないか

健全店のセラピストは、ワンピースタイプの制服やスカートを着用して施術を行います。指定制服以外の衣装を選択できるお店もありますが、お店のコンセプトに合った可愛らしい服装でマッサージすることを売りとしているケースがほとんどです。

しかし、セラピストの衣装が過激すぎるお店は、性的サービスを提供する違法メンズエステであるパターンが多い傾向です。女の子の下着が見えてしまうような露出度の高い制服・衣装や、水着などを身につけて施術しているお店には注意しましょう。

 

3-3.大手のメンズエステ店か

業界内でも規模が大きく複数店舗を展開している大手メンズエステ店では、違法行為を排除するよう徹底しています。

グループ店舗を展開するメンズエステ店において違法行為が発覚すれば、グループすべての店舗の売上に影響を及ぼします。最悪の場合、グループ経営そのものが難しくなる可能性もあるでしょう。

大手グループでは系列店に迷惑をかけないよう、各店舗が徹底して健全な運営・管理を実施しているのが特徴です。また、大企業が運営するメンズエステ店についても、大元となる企業に影響を及ぼさないよう健全な運営を徹底している傾向です。

 

3-4.掲示板に裏オプションの情報がないか

インターネット上には地域のメンズエステ店の口コミを集めた掲示板サイトがあり、セラピストの評価や裏オプションの有無、サービス体験談などのさまざまな情報を得られます。裏オプションや過剰サービスについての書き込みがあるメンズエステ店は、利用を避けるのが無難です。

ただし、掲示板は匿名で書き込まれるため、情報の信憑性が薄いのも事実です。中にはお気に入りのお店で予約が取りづらくなるのを防ぐ目的で、あえてお店やセラピストの悪評を書き込む常連客もいます。

メンズエステ店を選ぶ際は、掲示板や口コミサイトの投稿のみで判断するのではなく、あくまでお店の選び方の1つとして参考にするのがよいでしょう。

 

まとめ

メンズエステは男性向けにリラクゼーションマッサージを提供するお店ですが、中には風営法の届出なしで性的サービスを行うケースもあります。性的サービスは裏オプションとも呼ばれ、セラピストに裏オプションを強要することは違法です。出禁になったり、罰金を支払ったりするだけでなく、最悪の場合逮捕されるため、裏オプションの強要はやめましょう。

また、裏オプションを黙認しているお店は違法店であるケースが多いため、メンズエステ店を選ぶときは安心して利用できる健全なお店を選ぶことも大切です。

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