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メンズエステの洗体とは?サービスの特徴や利用の流れを解説

「仕事や人間関係のストレスを短時間でリセットしたい」――そのような男性から人気を集めているサービスが、全身を濃密な泡で包み込みながらマッサージを受けられる「洗体」です。施術前のシャワーをほぼ省けるため、限られたコース時間をセラピストとのコミュニケーションに丸ごと充てることができ、視覚と触覚の両面で深いリラクゼーションが得られます。

当記事では、洗体の概要やホイップとの違い、ベッド・マット・座りという3つのスタイルの選び方、予約から退室までの具体的な流れ、注意点を解説します。「どのオプションを付ければ満足できるのか分からない」「初めてでも失敗したくない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.メンズエステの洗体とは?

メンズエステの洗体とは、全身を泡で洗いつつマッサージするサービスです。体が泡まみれになることから、「泡泡洗体」または「泡洗体」と呼ぶお店もあります。

洗体は、1990年代の沖縄が発祥とされています。当時は男性向けのリラクゼーションを提供するメンズエステと言えば、アカスリや中国マッサージといったアジアンエステが一般的でした。沖縄で新しく誕生したサービスが、水着姿の日本人女性による洗体エステです。話題となった洗体エステは大阪などの都心部でも取り入れられるようになり、やがてメンズエステのサービスとして全国で広がりました。

 

1-1.洗体スタイルの種類

洗体には、複数のスタイルがあります。それぞれの特徴は下記の通りです。

ベッド洗体 アカスリなどでも使用する、専用の洗体ベッドの上で行うスタイルです。洗体ルームを設置しているメンズエステで提供されています。お店やセラピストによって、ベッドの上で横になったり腰かけたりと、施術の受け方はさまざまです。
座り洗体 バスルームやシャワールームに風呂用の椅子を置いて行うスタイルです。マンションの一室を借りたメンズエステなど、洗体ルームがないお店で提供されています。セラピストはシャワールームの外から腕を伸ばしてマッサージするため、密着度は低いと言えます。
マット洗体 施術用マットの上で行うスタイルです。提供しているお店は比較的少なく、ベッド洗体や座り洗体に比べると知名度はやや低いサービスです。

スタイルによって、セラピストとの密着度は大きく変わります。密着状態を味わいたいなら、ベッド洗体やマット洗体を提供しているメンズエステを探しましょう。

 

2.洗体とホイップの違い

洗体と混同されやすいサービスとして、ホイップが挙げられます。メンズエステのホイップは、たっぷりの泡でマッサージしてくれるサービスです。洗体もホイップも、使用する泡はボディソープにローションを混ぜて作ります。

洗体とホイップの違いは、サービスを受ける順番とマッサージされる範囲です。洗体のサービスを受けるタイミングは、主に施術前です。たっぷりの泡を使って、ボディスポンジやブラシ、素手で全身を順に優しく洗ってくれます。一方、ホイップはマッサージ中に行われます。全身ではなく鼠径部にホイップを乗せて、重点的にマッサージする方法が基本です。

洗体はセラピストも全身を使ってサービスしてくれるので、利用者とともに泡まみれになります。ホイップはお客さんの体の一部が泡まみれになる程度で、洗体とは味わう感覚が異なります。

 

3.洗体の特徴と魅力

洗体には、ホイップやほかのサービスにはない特徴や魅力があります。普段とは異なる感触を味わいたい方や、視覚的な楽しみをプラスしたい方におすすめのサービスです。

ここでは、メンズエステの洗体ならではの特徴や魅力を解説します。

 

3-1.シャワーがなく時間を有効活用できる

洗体のサービスを利用すると、基本的には施術前にお客さんが単独でシャワーを浴びる必要がなくなります。メンズエステは通常、施術を受ける前にお客さんがシャワーで汗や汚れを洗い流し、紙パンツを履く準備作業があります。シャワーや紙パンツへの着替えにかかる時間もコース内に含まれるため、実際に施術を受けられる時間は短くなる傾向です。

その点、あらかじめ洗体がサービスに含まれているメンズエステでは、洗体がシャワーの役割も担っており、お客さんは紙パンツに着替えてすぐにサービスを受けられます。紙パンツに着替える手間は残るものの、シャワーを浴びない分、同じコース時間でもセラピストと長く一緒にいられます。

 

3-2.献身的なサービスで王様気分を味わえる

洗体サービスを受ける間、基本的にお客さんは受け身の状態なので、王様気分でセラピストに尽くしてもらえます。大人になれば、日常生活の中で誰かに体を洗ってもらう機会は滅多にないでしょう。通常のメンズエステでも、施術に入る前と後のシャワーはお客さん1人で行わなくてはなりません。

しかし、洗体を予約すると、自分好みのセラピストが王宮のメイドのように体の隅々まで泡で優しく洗ってくれます。自分で体を洗う必要がなく、セラピストが甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるシチュエーションは、通常のメンズエステ以上に特別感があるでしょう。

 

3-3.心身ともにリラックスできる

洗体が心身ともにリラックスさせてくれる理由は、泡による優しい感触のほか、セラピストやお湯のぬくもりをじっくりと味わえるためです。お客さんが心地よく過ごせるように、セラピストは部屋や洗体ルームを適度に暖めておいてくれます。暖かい室内で、柔らかい泡の感触や人肌のぬくもりを感じつつ体を洗ってもらえるため、とろけるような心地を味わえるでしょう。

メンズエステでは、オイルマッサージも代表的なサービスの1つです。洗体で心も体も温められた後、オイルマッサージを受ければ、普段以上のリラックス効果が期待できます。

 

3-4.セラピストの露出度や密着度が高い場合がある

メンズエステの洗体は、視覚的な楽しみも期待できます。洗体のサービス時はセラピストもお客さんと一緒に泡まみれになるため、濡れても問題なく動きやすい服装になる必要があり、基本的に水着や露出度の高いデザインの服となります。

通常のマッサージでもセラピストは動きやすい服装を選んでいるものの、ショートパンツやキャミソールなどスポーティで健全なデザインが一般的です。洗体の服装のほうが、露出度は高くなります。洗体ルームやバスルームといった狭い場所で、お気に入りのセラピストが露出度の高い服装で全身に触れてくれるため、いつもとは違うドキドキ感を体験できるでしょう。

 

4.洗体サービスを受ける流れ

メンズエステで洗体サービスを受けるときの一般的な流れは、下記の通りです。

1 洗体サービスのあるメンズエステに予約を入れる
洗体サービスでは、洗体ルームやバスルームなどの準備が必要です。お店に予約を入れる段階で、洗体サービスの利用を希望することを伝えましょう。洗体以外のサービスも加えたい場合は、お店選びのときに口コミ情報や公式サイトでメニューを確認しておくとスムーズです。メンズエステの受付方法は、店舗型やマンション型など、お店のタイプによって異なります。店舗を構えている場合は、店頭の受付で直接予約できます。マンションの一室を借りて営業しているお店は、電話かインターネットでの予約が主流です。
2 受付を済ませて準備する
予約時間にお店またはマンションを訪問して、受付を済ませます。施術用の紙パンツを渡されるので、着替えましょう。紙パンツ姿になったら、セラピストの案内で洗体ルームやバスルーム、シャワールームなどに移動します。
3 洗体サービスを受ける
洗体ルームなどでサービスを受けます。ベッドに横たわるか、椅子に座ってセラピストに身を任せましょう。
4 着替えて退出
体に付いた泡を洗い流したら、着替えて退室します。オイルマッサージなどほかのサービスも予約している場合は、洗体後に引き続き接客してもらいます。

お店によっては、オイルマッサージのほかにアカスリを洗体とセットで受けられる場合もあります。セラピストの服装を選べるメンズエステ店もあるので、自分の好みに合うお店を利用しましょう。

 

まとめ

洗体は、泡で全身を洗いながら筋肉をほぐすことで心身を同時に癒やし、セラピストとの密着度や視覚的な非日常感も楽しめるメンズエステならではのオプションです。ホイップとの違いは、施術のタイミングと泡を乗せる範囲にあります。

ベッド・座り・マットの各スタイルによって密着感が異なるため、目的や好みに合う店舗選びが重要です。洗体対応の有無を確認した上で予約し、当日はセラピストに身を委ね、普段は味わえないリラックス体験を楽しみましょう。

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